アイコンを変身させてデータ保護 ちょっとした秘密の隠し場所に。
Exロックフォルダは、デスクトップ上の任意のフォルダーを「マイドキュメント」や「マイコンピュータ」や「ごみ箱」などのアイコンに「変身」させ、フォルダーの中身を隠してくれるソフトウェアです。変身させたフォルダーは「マイドキュメント」などとして振舞うので、本来そこに何のフォルダーがあったのか、隠した人以外にはわかりません。まるで狐や狸が化けたかのように別のフォルダーに変身して存在を隠してしまう、そんなソフトウェアです。
変身・解除はExロックフォルダの画面にフォルダーのアイコンをドラッグすることで行います。変身させたアイコンは他人の目からは通常のWindowsのアイコンにしか見えず、アイコンを開いても中のデータは見られません。変身を解除するにはパスワードの入力が必要ですので、パスワードさえ知られなければ、自分だけの秘密のフォルダーを持ち続けることができます。
使う上で気をつけたいのは、Exロックフォルダで変身させてもフォルダー名は変更されない、ということです。容易に気づかれないようにするにはフォルダー名も変えておきましょう。また変身時に暗号化などのデータ保護は行われませんので、ハッキングツールなどで簡単に解読されるリスクがあります。
見た目も機能も別のアイコンに変身させるというExロックフォルダのアイデアは面白いのですが、本格的な機密保持というよりも、ちょっと隠しておくだけの用途に留めて利用するのが無難と言えるでしょう。
Exロックフォルダは、デスクトップ上の任意のフォルダーを「マイドキュメント」などのアイコンに変身させ、フォルダーの存在を隠してくれるソフトウェアです。